何かありそうな老化と未病の関連とは?
昨年の自分と今年の自分は明らかに違う、確実に歳をとっている.
人はどこで生きようが、何をしていようが
こうして日々,年老いてゆく・・
書物の文章に目が留まり,歴史的にも大変関心が高く,難題、難問が予想される
老い(老化)について考えてみました.
ギリシャ神殿医療やギリシャ医学への時代にアルクマイオンさん?により
脳と感覚器官の関係が証明されてから約2500年の月日が経ったようです.
おおまかな老化は感覚器からはじまり,すべての臓器が老化するようです。
生物学的な成熟期には,性的な成熟18歳から20歳とされておりますが
社会的な動物であるヒトに関しての成熟の度合いにはばらつきがあるようです.
一般的に,老化とは成熟期以降を指すことが多いようです.
カラダには成体になるとほとんど分裂増殖をしなくなる神経細胞(筋肉細胞も含む?)のような非分裂細胞が知られています・・
そのため,老化現象など分裂細胞の分裂能力だけを対象とするわけではなく,個々の細胞のもつ老化特性,動物の個体レベルの老化など,組み合わせの中で寿命や老化を捉えて解析する研究への変化がみられます.
近年,注目される老化細胞の除去(セノリシス?)など,非老化細胞における増殖への影響など気になりますが,新規治療法の発表やヒトへの臨床など期待が膨らみます.
また・・
老化、寿命の制御に関わるシグナル(細胞内、他の細胞,環境との相互作用?)の伝達系や制御因子などの影響には..生物学におけるさまざまな外的、内的要因の変化に対して生体(細胞,組織,臓器)を維持していくための適切な応答(変化/反応)を担っていることが知られています.
外的要因としての影響・・
栄養状態の変化,日照時間の変化、侵襲性の物質や病原体さらには環境からのストレスやダメージなどが含まれます。
内的要因としての影響・・
DNAに生じる突然変異,役割が果たせない特定のタンパク質(立体構造),臓器間のコミュニケーション(インシュリン抵抗性:生活習慣病関連など?)のかかわるものまであげられるようです.
老化・寿命制御に影響を与える内的・外的要因の研究の飛躍的進歩では・・
・制御シスエムの変化に富む環境(システム・ダイナリズム?)の理解
・制御システムに与えられる攪乱因子(有害因子)の影響の理解
・脆弱点を明らかにするアプローチなど
細胞ダメージや環境からの影響による炎症の惹起など,これらの外的・内的要因の複雑な相互の作用を通して生体システムの変化を阻止する内的仕組み(ロバストネスの制御≒頑強性?)の理解が大切なようです.
*頑強性≒変化への維持/耐性のようなタフさ? *頑強性≠強健
このような連綿とつながる人の生涯(ライフステージ)で起こる様々な出来事(ライフイベント)には,それぞれの物語(ライフスコース/ストーリー)における経験/主観的要素や外的、内的要因の変化の影響が考えられます.
老化や寿命には,加齢とも疾患とも分類することが難しい生体への変化があるため,未病段階におけるの複眼的(東洋医療的/人間科学)なアプローチが重要な鍵を握ると筆者は考えます.
自然療法&養生LAB 平田康朗
2026年03月14日 08:19
