人生の物語にみられる未病って何だろう⁈
人生(ライフサイクル)には,それぞれの物語(ライフコース?)があるようです・・
健康日本21の第3次には,個人の行動と健康状態の改善など生活習慣や予防,健康寿命の延伸,健康格差の縮小,社会環境の質の向上,などの取り組みが報告されています.
この取り組みの基本方針の一部に,胎児期から高齢期に至る人の生涯(ライフステージ)を経時的に捉えた健康づくり(ライフコースアプローチ)が念頭に置かれています.
人の生涯(ライフステージ)にはさまざまな物語(ライフコース?)や生活上の危機や困難など,ダイナミックな変化(精神的緊張における:ストレッサーの増加)に遭遇する可能性が考えられます.
ダイナミックな変化には・・
例)人間関係のトラブル・居住の変化・家族の健康上の変化・個人の怪我や病気
親族/配偶者の死の影響など.
(精神的緊張,ストレッサー)▼
・・個人の資源(意味合い/傷つきやすさ)の違いを考慮した対策は重要です・・
身体の老化には・・
約30~40兆個?の細胞は消化器・呼吸器などのように器官系という集団を作って個体が生きるための働きを分担しています.
高齢になってから突如として起こるものではなく,ライフサイクルを通じて徐々に確実に進むことが示されているようです..
各器官系の機能はライフサイクルを通じてそれぞれ異なる過程で変化が生じるため
内臓,脳,生殖器の加齢変化の過程には著しく違いが生まれるようです.
女性のライフサイクルと身体変化には・・
女性ホルモンの生涯変化にあわせて,皮膚・骨組織・脳・生殖器の変化を把握する工夫が望まれるようです.
また・・
生命活動の根源にある”食や栄養“にも身近な社会と生物の関りが存在します.
無意識,意識的なリズム運動 ”食べる“(食行動)には,経験(過去の自己体験,他者から学ぶ食育や食文化)や個人の資源(意味合い/好み)の違い,食嗜好などが考えられます.
◆食品には体に良い栄養素の補給,嗜好(感覚入力)や生体調節(健康の維持と向上)の3つの生物学的機能が知られています.
これまで生体の食欲調節系には恒常性摂食調節系と脳内報酬系が大別されて理解されてきました,しかし近年は両調節系のクロストーク:交差する関係性の理解が進められているようです.
食欲(食品)と脳の関連が注目される一方で・・
さまざまな匂い分子(感覚器官)によって認識される食べ物ですが,固有の匂いイメージが頭(脳:大脳辺縁系,前頭葉~?)のなかに生まれるメカニズムについては未解明の問題もあるようです.
食生活の変化には・・
ライフサイクルやライフステージにおける不適切な食事(環境因子)は,生活習慣病の発症による増悪とリンクするといった解消すべき壁が知られています.
・・食や栄養のサイエンス(日本語≒科学?)に対する問題点には・・
学際領域のため各領域の傍流(マイノリティ≒重要度の低下)になりがちな問題点..
都合の良い部分だけを切りとってアピールする戦略(なんとなく不安)への問題点..
▲食関連情報の信頼性を全般的に貶(おとし)める可能性が挙げられています.
ヒューリスティック(自己体験に基づく直感的判断)における先入観の問題点..
疾患の回復には役立ちそうであるが,疾患の直接的な原因にはならないのでは・・
▲日常的な自己体験が食の軽視(ゆうわくなど?)につながる可能性など..
このように人生の物語には,加齢(遺伝性)とも疾患とも分類することが難しい未病段階があるため.東洋医療(人間科学:筆者が考える)におけるライフコースアプローチの探求には,分子(遺伝子発現),生物学的指標による心身・未病ケアーが大切と考えます.
気になる症状に関するご質問・ご相談がございましたらお気軽にご連絡ください,お待ちしております.
自然療法&養生LAB 平田康朗
2026年01月25日 23:53
