栄養って何だろう.

現代の食生活の問題には,エネルギーや栄養素の欠乏など,以前と異なる過剰(飽食)の問題が浮彫となっているようです.
飽食による食生活の乱れを指摘され,不安を感じはじめた場合には,健康を損ねることを避けようと,何かしらの対応(対処)を考えませんか⁉
このようなカラダへの対応に,直感的判断? リスク認知? が使われていることはないでしょうか..
自身のカラダは食事を欲しているのか,どのようなものが,どのくらいの量を必要としているのか判断することを心がけ..
そのときに足りない栄養素を自然に補い安心を得たいと感じます..☆
しかしながら・・
生体恒常性を維持するために食べて栄養素を補給する行為は栄養の一部と考えられています.
栄養とは・・
物質をまわりの世界から摂取し、消化・吸収する.その後,体内でエネルギー源として
使用したり,からだの材料として用いたりした後,不要な物質を老廃物として排泄する..
このような生命活動の営み全てを栄養と考えることが大切です.
・・栄養の学びには・・
・栄養素の分類やはたらき
・栄養素の消化・吸収
・栄養素の代謝
(エネルギーやからだの構成成分への変化)
・老廃物の排泄などが含まれると考えます.
ヒトは栄養素を摂取
↓
エネルギー源やからだ成分(体の構成成分)に利用する:代謝
↓
老廃物の排泄となります.
以前のブログ ” 筋肉の変化の理解“でご紹介させて頂きました,
三大栄養素は,エネルギーを産生できるため,「エネルギー産生栄養素」や摂取量が多いので「マクロ栄養素」と呼ばれています.
【ヒトのカラダとマクロ栄養素】
糖質/その他 約5%
脂肪 約15%
タンパク質 約20%
タンパク質はアミノ酸が数十億以上つながったもの
(約10万種類⁉) アミノ酸 20種類 必須アミノ酸 9種類
水分 約60%
ざっくりではありますが三大栄養素は・・
消化・吸収→血流→全身の細胞にたどり着くことがわかります.
・糖質、脂質の大部分は
ミトコンドリア ATP合成の材料(難しいですね)⁉
・たんぱく質は
リボソーム アミノ酸を体タンパク質に再合成 ⁉
細胞を構成する生体成分へのアプローチには,ただしい遺伝子発現(分子生物学)
の理解など,栄養素(分子栄養学)の影響を知ることが大切と考えます.
自然療法&養生LAB 平田康朗
2025年05月08日 18:01