食養生の未来ってどうなるんだろう⁉

現代の第一予防に近いことが考えられております.
1人1人が生活をより健康的なものへと変容させていくための秘訣
がこれまで検討されてきたようなのです.
古来より食生活は養生の基本に位置付けされ食養生や医食同源などの
耳慣れた言葉として使われ続けているのではないでしょうか.
飽食の問題には、おいしいもの,珍しいものを食べたい,お腹が十分に満たされるまで食べたい,胃腸などへの負担をかけないこと,食べ過ぎないこと,腹八分目の考え方など,食養生の大原則が浸透しているようなのです.
日本に目を向けますと貝原益軒さんは..
飲食上の心がげに関して,単に欲をこらえるというような精神論,原則論を示すだけではなく何をどのように食べたらよいのか..
どのようなものを食べたらいけないかなど
細かく具体的に記していたそうです.
世界にはすでに2000年前後の書物から生活条件と
生活習慣が人体の発病機序に及ぼす影響が示されております.
また(世界では),約800年前~400年前(貝原益軒さん)の時代には
飲食物の摂取量の過多や、バランスを欠いた食物摂取の飽食異常や過飽など
食に関する適量の維持の問題が検討されていたようです.
*過飽:飲食物の摂取量あるいは,食事回数の過多など
古今東西を問わず,人間の共通の認識であったことから食が健康の源になっていることは間違いなさそうなのですが・・
現代的な医療課題となっている「生活習慣病や関連疾患」は,世界疾患負荷の上位を占め年々増加の傾向にあることも事実であります.
これまで・・
たくさんの食と栄養のサイエンスが紹介され
疾病からの回復に寄与することが知られております..
東洋医学による飽食異常・過飽などの検討では情志(七情)など
の社会現象(社会環境),外界刺激を誘因とする思考や認識を
よりどころとして検討がなされております.
実際の日常的な食生活に目をむけてみますと・・
ヒト(人間)は日常的な自己体験に基づく直感的判断を導き出す手段
(方略:ヒューリスティックス?)を真実として信じてしまう傾向があるようなのです.
当然,筆者も例外ではありません・・
日常生活に身近な食行動を司る生体恒常性に着目することで,食品,食品成分が,体内時計(≒稟賦?)に影響する可能性や,体内時計(先天≒稟賦?)が食や栄養(後天?)に働く二面性の理解を深めております.(東洋医療的解釈)
東洋医療(筆者LAB)が考える食養生の理解には,飲食,起居,労働,休息などいくつかの生活要因の側面,社会環境や社会的制度,生命現象など,複眼的な影響による心身の変化を検討することを目的としております.(東洋医療的解釈)
自然療法&養生LAB 平田康朗
2025年03月21日 17:17