生活習慣と精神的健康度? 何だろう!
ストレス(精神的,心理的)の刺激が心身に与えられると
- リンパ球機能の低下(免疫力の低下)
- 血糖値の上昇、脂質代謝促進
- 血圧上昇、消化管運動抑制,血管収縮
などストレス刺激によって起こる身体の反応や
発症などによる身体症状の視点が身体的健康度の目安となります。
生活習慣病などの現代病は食生活のバランスはもちろんですが
精神的ストレス,化学物質の影響など様々なファクター(因子?)
が複雑に絡み合っています.
ところが・・
精神(感情)は,生活習慣にみられる可視的な行動に含まれて
いません.精神的,心理的な問題は可視化しづらいことが考えられます.
また・・
精神的ストレスを抱えると
疲れが溜まってくる感じありませんか!
ストレスが解消されれば
疲れもとれるぞと期待が膨らみます.
でも,その期待は
なんとなく違うみたいなんです.
ストレス(精神的・心理的)を対処しようとする生理的反応(応答)が大き過ぎれば有害事象となる可能性が考えられます.(東洋医療的解釈)
ストレス(精神的,心理的)を処理する意識的な
対処量の蓄積などが≒蓄積疲労へと繋がります.(東洋医療的解釈)
たとえば・・
心身の疲れが解消されない場合や元気になれない状況には,個人でストレスを処理しようとする意識的な対処量の蓄積により,疲労の発生が考えられます.(東洋医療的解釈)
このようにストレス対処における蓄積疲労や心身の不調の影響を,
精神的健康度の目安と考えます.(東洋医療的解釈)
さらに・・
日常生活の中には心理的なストレスの対象外とされている些細な苛立ち
(デイリーハッスルズ;Daily hassles)
これまでご紹介させて頂きました体温の変化,睡眠,季節による有害事象が絡み合い未病へと変化することが考えられます.
精神的健康度に影響を及ぼす蓄積疲労は運動による疲労と異なるため
運動的なサポートによる解消が難しいと考えられます.
生活習慣における精神的/身体的健康度への影響が気になる方は,
お気軽にご相談ください.ご連絡お待ちしております.
*《ストレスの影響が考えられる問題》についての詳細は
HPブログをご覧ください.
自然療法&養生LAB 平田康朗
2024年03月19日 09:11